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2006-09-27

デジャ・ブ シンドローム

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立川で『マッチポイント』『グエムル -漢江の怪物』をハシゴ。帰途、高島屋に寄り道して、北海道物産展をのぞく。

私が北海道物産展マニアであることは、ずっと以前、この日記でカミングアウトしたような気がする。エレベーターを降りてフロア全体に漂う海産物の生臭さと菓子類の甘さが入り混じった芳香を嗅ぐと、何とも言えず幸福な気持ちになり、ついつい財布を全開。この日も〈いかめし〉〈松前漬け〉〈鮭瓶〉〈ししゃも、さらに〈マルセイバターサンド〉3箱に〈白い恋人〉2箱を買い込む。

数年前までは〈マルセイバターサンド〉のコーナーに行列ができていたものだが、いつしかすんなり買えるようになった。空輸事情が発達して、こっちでも手軽に入手できるようになったからかもしれない。

北海道物産展の素晴らしさについていろいろ書きたいのだが、おそらくバックナンバーを延々とクリックしてゆくと、どこかに載っているに違いない。日記も7年以上続けていると、日々の出来事を書くという性質上、大事件や天変地異に巻き込まれるか、どこぞの映画業界人ブログみたいにセレブな日常生活を送らない限り、繰り返しは免れない。マンネリに陥った感じで、最近は何だか書くのも気が引けてきた。でも、7年分を全部読んでいる人なんて皆無だろうし、同じ題材を取り上げてもバレやしないか。

先日、図書館で講談社文芸文庫から出ている木山捷平の小説やら随筆やら詩集やらを7~8冊借り、このところ睡眠時間をナポレオン並みに削減して読み耽っている。どれもこれも面白いが、私小説作家ということもあって、同じ題材の再利用が多い。随筆を小説に膨らませたりとか、短編を長編の一章にしたりとか、ちょっと目から鱗。完全なフィクションならともかく、私事めいた雑記を書き続けるという営みは、きっとそういうことなのだろう。

まあ、小説家と自分を比べても仕方なく、このブログの記述を膨らまして、例えば一編の映画になるかどうかなんて別問題。

2006-09-23

霧の中の風景

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ブックカメラというものが本屋で売っていた。ロシア製で、淡く懐かしく写るというふれ込み。貼ってあった花々や風景のサンプル写真は、なかなかポエティックで味がある。ここはひとつ買ってみて、この日記用に使い、イメージを一新するのも面白いかもしれない。携帯電話で撮った写真みたいに、簡単には掲載できないが。

旅行の際にもカメラは持って行ったことがない。想い出を写真に残すより、ご当地の名物でも食べて舌に憶えておいてもらう方を選ぶ。

そんな私でも小学生の頃はカメラマンを気取ったことがあった。団地の隣室に住んでいた中学生のお兄さんから、使い古しのカメラを譲り受けたのがキッカケだった。玩具のようなミニサイズのものだったが、かえって子供には扱いやすかった。友達や両親、近所の風景をパチパチ撮った。すべてモノクロだった。今ではそのカメラも写真も散逸してしまった。写真に執着がないように書いたが、当時撮ったものが残っていたら、どれだけ慰めになったことだろう。

今、思い出したが、友達の一人とケンカした時、そいつの写真を壁に貼り、ボクシングのグローブをはめてポカポカ殴りつけたことがあった。当時はキックボクシングが大ブームで、チャンピオンの沢村忠は子供達のヒーロー。運動嫌いの私でさえ野球のグロープは持っていなくても、ボクシングのグローブは親にねだって買ってもらった(もちろん本物ではなく、玩具だが)。殴ったり蹴ったりしたので、きっと写真はボロボロになってゴミ箱に放り込まれたに違いない。その友達と仲直りした時、彼をもう一度を撮り直した。ネガから焼き増しができるなんて知らなかった。

閑話休題。今朝、出勤前に近所の河原へ下りて、水の流れや草花や雲を撮ってみた。カメラをかまえるのは小学生以来。24枚撮りのフィルムを使い切るまでには、数日かかりそう。本当に本屋にあったサンプルのようなものが撮れていたら、掲載したいのだが・・・。

2006-09-17

今日はダブル初日さ!(その2)

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本日の初日舞台挨拶第2弾はレイトショーの『ヅラ刑事』

イベントの場合、その日にあったことは、その日中にUPが大原則なのだが、打ち上げがあったりして、地の果て青梅の自室に帰ってPCに向かう頃には当然ながら日付が変わっていた。

初日がふたつ重なり、いろいろ大変な一日だった。でも、モト冬樹さんらキャストの皆様の和やかなトーク(詳細は近日UPのうらクイントで!)と映画終了後のお客様の盛大な拍手に救われた思いが。終わり良ければ何とやら。

『ヅラ刑事』については、この場で続編の製作も発表された。さっそく打ち上げの席で、河崎実監督に「私を出演させてください!」と直訴。快諾していただいた。

以前も某監督の映画に出るはずだったが、お流れに。そのことはバックナンバーを延々と遡ってゆくと、どこかに書いてある。だから予断は許さない。

監督は「円谷オタクの変人刑事は?」と言われたが、どうせなら刑事に捕まる犯罪者がありがたい。自分ではどうにも制御できない暗い衝動で、悪の道をひた走ってしまう哀れな男。例えば生まれつき手のひらに目玉があるばかりに、ついつい駅の昇りエスカレーターで前を行く女子高生のスカートの中に手鏡ならぬ手の目をかざして、盗み見てしまう妖怪野郎とか。逮捕の際はヅラ刑事のカツラが新能力を発揮。アイヅラッガーではなくゲゲゲの鬼太郎みたいに一本一本が毛針となって飛び出し、手の目を縫い閉じられてあえなくお縄になるのはどうだろう?

今日も壇上のドクター中松氏に「天才」と言わしめた河崎監督のこと。私の出演が実現するのなら(もちろん当館での上映が前提)、きっと素晴らしくもくだらない変人犯罪者の役どころをあてがっていただけるに違いない。

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↑せっかくなので河崎監督と契約成立?の記念写真。暗いので見えずらいが、監督はアロハシャツがトレードマーク。もしかして冬になってもアロハのまま?

2006-09-16

今日はダブル初日さ!(その1)

先ほど、今日から公開の『シュガー&スパイス 風味絶佳』の初日舞台挨拶がありました。残念ながら諸事情で写真掲載ができませんが。

登壇者の一人、大泉洋さんが持ち前の抱腹絶倒トークでガンガン盛り上げてくださいました。その模様(写真抜き)は近々うらクイントでUPいたします。お楽しみに!

2006-09-15

祭りの準備

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渋谷は週末にお祭りがあるらしく、裏通りを歩いていたら準備中の光景に出くわした。

コンビニの陳列棚みたいな渋谷の街にも、実は土着というか、地域にしっかり根を下ろした生活というものがあることがわかって嬉しい。

そう言えば、ずっと以前に某社のプロデューサー氏と飲んでいて、「渋谷の祭り」をテーマに映画を撮りたい旨の話を聞いた覚えがあるが、どうなったのだろう? 「都市の表層VS根っこ」みたいなものが描ける面白そうな企画だと思ったのだが。

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↑ちなみに私は生まれてこの方、お神輿を担いだことがありません・・・

2006-09-10

渋谷ヅラジャック in PARCO

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来る9月16日(土)レイトショー公開『ヅラ刑事』関連イベントが、先ほど渋谷パルコ店頭で行われました!

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主題歌『悲しみはヅラで飛ばせ』を特設ステージで熱唱するモト冬樹さん。9月というのにまだまだ暑い! ヅラがツラそう!

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沸く観客! もの凄い数の報道陣!

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モトさん指導によるヅラ投げコンテストも! これがなかなか難しい!

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河崎実監督とデハラユキノリ氏も登壇してのトークショー! 終わりに私もステージ上でデハラ氏デザインのヅラ刑事特製Tシャツ(女性用XSサイズなので、肋骨クッキリ)を着用し、前売券を販売しましたが(購入すればモトさんと握手が)、誰も写してくれないので掲載できません・・・。

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その後、渋谷パルコ パート1 リブロでも、エッセイ集『おひとりさまの素』刊行記念サイン会が!

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ちなみに、上の写真にチラホラ登場している美女警備員は配給T社のW嬢。社命によるコスプレとのこと。彼女はイカやエビやコアラにも扮するのでしょうか?

2006-09-06

不毛地帯

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来る9月16日から当館にてレイトショー公開される『ヅラ刑事』の公開記念で、本作の宣伝美術を担当されているデハラユキノリ氏の新作フィギュアを展示した『ヅラ展 デハラユキノリのおやじフギュア達』が渋谷パルコ ロゴスギャラリーにて開催中。

9月10日の日曜日には、主演のモト冬樹さんを招いてのイベントを渋谷パルコのあちらこちらで実施。ついに渋谷が不毛地帯となる?

その模様はこの日記でもUPしますので、お楽しみに!

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↑こちらがデハラ氏。その名どおりの中年体型おやじアーチストかと思ったら、とっても若い方でした・・・

2006-09-05

やさしい嘘

夕刻より五反田にて試写。席がなくなるようだったら取っておいてくれるという配給会社側のご好意に甘え、しばしBOOK・OFFに寄り道。ギリギリに到着したら、ちょうど開場したところだったので、人波に紛れてゾロゾロ入ってゆく。

だが、時間になっても始まらない。もしかしたら、私を待っているのでは? 来た時、配給会社の人に挨拶をしなかった。というより、見当たらなかった。もっとよく探して、来たことをアピールすべきだったのでは? 

まさか、私なんかを待っていることはあり得ないと思いつつも、持って生まれた自意識過剰というか自己処罰的傾向がムクムクと頭をもたげて、ドキドキしてきた。ああ、遅れているのは私が悪いのだ。皆さん、ごめんなさい!

いっそのことトイレへ行くふりをして、さりげなく私の存在を認知させるべきでは、と立ち上がりかけたら、今回の映画にも出演している某有名人が悠々と登場。試写が始まり、ホッとする。

終わって、配給のF社Y嬢とA嬢に感想を聞かれたので、「感動しました」と率直に答えたら、「嘘くさい」と言われる。このセリフ、今まで何度言われたことか。検討作品はともかく、今回のように上映が決まっている場合、あれこれ欠点を挙げ連ねるより、良いところをピックアップして誉めた方が、お互いモチベーションの向上につながると思う。あながち嘘ではないのだが、皆さん、「またまた」「よく言うよ」と返してくる。

余程、私が嘘つき、もしくは辛らつな批評眼の持ち主と思われているか、配給側が本心では作品そのものを信用していないかの、いずれかに違いない。

最も私はひどく内気な性分なので、表情に乏しい傾向がある。持ち前のクールな外貌が一言一言の信憑性を疑わせるのかもしれない。駅への帰り道、独りトボトボ歩きながら「なかなか感動しましたよォ」「けっこう感動しましたぜィ」等々、いろいろ装飾を加えてブツブツ繰り返し、それを言う際の白々しさを感じさせない、さりげない笑顔まで練習しつつ今後に備えた。

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