デジャ・ブ シンドローム
立川で『マッチポイント』と『グエムル -漢江の怪物』をハシゴ。帰途、高島屋に寄り道して、北海道物産展をのぞく。
私が北海道物産展マニアであることは、ずっと以前、この日記でカミングアウトしたような気がする。エレベーターを降りてフロア全体に漂う海産物の生臭さと菓子類の甘さが入り混じった芳香を嗅ぐと、何とも言えず幸福な気持ちになり、ついつい財布を全開。この日も〈いかめし〉〈松前漬け〉〈鮭瓶〉〈ししゃも〉、さらに〈マルセイバターサンド〉3箱に〈白い恋人〉2箱を買い込む。
数年前までは〈マルセイバターサンド〉のコーナーに行列ができていたものだが、いつしかすんなり買えるようになった。空輸事情が発達して、こっちでも手軽に入手できるようになったからかもしれない。
北海道物産展の素晴らしさについていろいろ書きたいのだが、おそらくバックナンバーを延々とクリックしてゆくと、どこかに載っているに違いない。日記も7年以上続けていると、日々の出来事を書くという性質上、大事件や天変地異に巻き込まれるか、どこぞの映画業界人ブログみたいにセレブな日常生活を送らない限り、繰り返しは免れない。マンネリに陥った感じで、最近は何だか書くのも気が引けてきた。でも、7年分を全部読んでいる人なんて皆無だろうし、同じ題材を取り上げてもバレやしないか。
先日、図書館で講談社文芸文庫から出ている木山捷平の小説やら随筆やら詩集やらを7~8冊借り、このところ睡眠時間をナポレオン並みに削減して読み耽っている。どれもこれも面白いが、私小説作家ということもあって、同じ題材の再利用が多い。随筆を小説に膨らませたりとか、短編を長編の一章にしたりとか、ちょっと目から鱗。完全なフィクションならともかく、私事めいた雑記を書き続けるという営みは、きっとそういうことなのだろう。
まあ、小説家と自分を比べても仕方なく、このブログの記述を膨らまして、例えば一編の映画になるかどうかなんて別問題。

















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