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2007-08-26

続・お化けのいない八月

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休日の散歩は、あまりにも暑いので夕方からにしている。

陽の傾き始めた立川の街を歩いていたら、ちょうどお祭り。せっかくだから神社の縁日をひやかすことに。

子供の頃、この神社の縁日に親や友達と連れ立って出かけるのは、夏の終わりの恒例行事だった。人並みを縫って歩いていると、30数年前にタイムスリップしたみたい。当時と違うのは、独りぼっちなこと。

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神社の奥に、当時はお化け屋敷と見世物小屋が出ていたが、今もあるのだろうか? 記憶を頼りに進んでゆくと、見世物小屋こそなかったが、お化け屋敷はあった!

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ただ、残念なことに「お笑いお化け大会」なるチープな看板が臆面もなく掲げられていた。昔はおどろおどろしい妖怪どもが満載の看板だったはず。

一度だけ入ったことがあったが、子供さえ騙せないようなチャチな仕掛けだった記憶が。平成の日本では、「お笑い」をくっつけて自己卑下しないと商売が成立しないのかもしれない。呼び込みの男が、「わずかの時間のお楽しみ!」連呼していた。「情けなさを笑ってやってください」と言っているようなものだ。しばらく眺めていたが、お客が入ってゆく気配はなかった。

つまらなくなって、早々に引き返した。帰り道、駅近くのトイショップを覗いたら、『ゲゲゲの鬼太郎』の妖怪フィギュアが売られていた。お化けの復権を願って何か買ってやろうと思ったが、欲しい物がない。〈喫茶ホームラン〉と書かれたプライスカードが残っているだけで、売り切れ中らしきフィギュアが気になった。若くて可憐な女店員さんに尋ねたら、親切にもカタログを見せてくれた。案の定、喫茶店で想を練る水木しげるのフィギュアだった! さっそく取り寄せをお願いする。入手できたら、迷惑も省みずにこの場にて見せびらかすつもりさ!

2007-08-24

お化けのいない八月

立川のシネコンにて、往年の名匠・山本薩夫監督の牡丹燈籠(’68)を上映していたので、さっそく観てきた。

今や旧作・名作は余力あるシネコンが上映する時代。ミニシアターの出番はなくなった。

この牡丹燈籠、オールドファッションかと思いきや、とても楽しめた。CG無縁の手作り感覚が逆に怖くて、艶っぽくて、大笑いできる逸品。「幽霊に足がない」ということが、素朴に恐ろしくなる映画。

途中、子供の頃にテレビで観ていることに気づいた。昔は夏休みになると納涼怪談映画をよく放映していたっけ。そういえば街のあちこちで、お盆にはおどろおどろしい幽霊や怪猫映画ポスターを見かけた。

ことに銭湯。立川の6畳4畳半二間の極狭風呂なし都営住宅育ちの私は、日々銭湯通い。脱衣所の上方壁面には当時この街に6、7軒あった映画館のポスターがズラリと貼り出され、夏は東西お化けどもの大競演。お岩嬢の目の上の腫れ物とミイラ男の埃っぽい包帯姿に、子供だった私は震え上がったものだ。昭和40年代の話で、映画業界の斜陽が叫ばれ始めた頃とはいえ、まだまだ生活に映画が溶け込んでいた時代だった。

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終わって、この映画のポスターが気になり、階下のポスタースペースまで見に行ったが、往時の宣材を入手できなかったのか、スチールを使って新たに作り直した味気ないものだった。他に上映中の尾上菊之助主演『怪談』のポスターもあったが、「おどろおどろしさ」とは対極の上品さ。

まあ、時代も違うし、巷でもっと怖いポスターに遭遇したので、これで良しとするが。

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↑これが怖いという私は臆病者?

2007-08-18

今日は初日さ! その3

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・・・役得さ♪

今日は初日さ! その2

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・・・可憐だ。

今日は初日さ! その1

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・・・可憐だ。

2007-08-04

打ち上げ花火、家から見るか? 人混みから見るか?

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自宅マンションの通路から撮った青梅花火大会の眺め。数年振りに休みと重なったので、3,100発の花火を堪能できた。最近の花火の進化は感動的! 携帯電話のカメラで何度もトライしてはみたが、星空より大宇宙を感じさせるSFチックな光の乱舞を収められなくて残念。

職住近接ならぬ花火住近接が夢だった。私が子供だった昭和40年代、当時住んでいた4階建ての都営住宅の屋上からは、立川基地の花火がバッチリ見えた。友達を招いてありがたく拝観させるのが、団地暮らしのステイタスだと思ってきた。だが、いつしか周辺に高層ビルが乱立。夜空を彩る花火の前に、妖怪ぬりかべの如く立ち塞がってしまった。

それでもドーンという景気の良い音が聴こえると、無性に血が騒いでフラフラと出かけてはみたが、会場付近は凄まじい人、人、人で芋洗い状態。前後左右から浴衣のカップルに取り囲まれて、パックのしらす干しの中にポツンと混じった小蟹になった気分。以後、花火の夜は目も耳も覆ってやり過ごすようになった。

それが青梅に移って、おうち花火との縁が復活。この僻地ならビルで遮られることは、未来永劫ないはず。

ただ、田舎ならではの脅威もある。ベランダから懐かしの立川の花火大会が遠く眺められたのだが、次第に樹木が生い繁ってきて、ついに今年はまったく見えなくなっていた。

2007-08-02

食べれども食べれども

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青梅線の福生の街に美味しい蕎麦屋がある。

まあ、どうでもよいことなのだが、当館で上映中の『キサラギ』と店名が同じなので・・・。

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海老天満載の〈ぶっかけそば〉は、大盛にしてもらっても同じ値段なのが泣かせる。

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ちなみに私は蕎麦っ食いなので、いつも〈せいろ〉2枚を追加。さらにスイーツ好きでもあるからして、デザートに〈杏仁豆腐〉まで注文。実は〈せいろ〉の7、8枚はまだまだ腹に収まるが、周囲の眼と財布の事情から、そのあたりが潮時。

『わんこそば全日本大会』というものが、岩手で毎年開催されているとのこと。全国津々浦々から蕎麦好き達が集まり、食べ比べをするらしい。私も思いきって参加してみようかしら。現在、体重50キロにも満たぬ痩せぎすの身だが、蕎麦の大食いにかけては、かのギャル曽根嬢に勝るとも劣らないような気がする。

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